ピアノ先生ブログ
墨田の花火
夏祭りの季節になりました。
4月に引っ越した弟のマンションから墨田の花火が見られそうだというので、昨日は行ってきました。
銀座での用事を済ませて夕方4時過ぎに銀座線でマンションに向かうともう電車は満員。
浴衣を着た方がたくさん乗っていました。皆さん浅草を目指していたのかしら?
マンションのベランダから。7時に第一会場での打ち上げが始まりました。上空にはヘリコプターが10機ぐらい飛んでいました。
そして7時半からはスカイツリーの右側の第二会場でも打ち上げの始まりです。花火の発色が昔より鮮やかになっているような感じがしましたが、気のせい?
第二会場はにぎやかに派手な感じ、第一会場はオーソドックスに渋い感じでした。
8時半までの1時間半、こんなにじっくり花火を見たのは久しぶりです。
夏の風物詩、これからあちこちで楽しめますね。
ホルヘ・ルイス・プラッツ ピアノリサイタル
毎年、母校の武蔵野音楽大学ではインターナショナルサマースクールといって、外国から教授陣を招いての夏期講習が行われています。
私は参加したことがないのですが、昨日はその講師の中のお一人、ホルヘ・ルイス・プラッツ教授のリサイタルが大学の中のベートーヴェンホールであり、行ってきました。
これもやはり大学の時の先生からのお誘いです。
プラッツ教授は前評判が高く、今回は武蔵野でしか弾かないとのことで、とても楽しみにしていました。
教授の出身はキューバ。モスクワやパリで研鐕を積んだ後ロン・ティボーコンクールでグランプリ、そして南米やカナダの音大で教鞭をとる、という経歴の持ち主。
昨夜のプログラムは、ショパンの24の前奏曲、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、後半はスクリャービンの24の前奏曲、そして最後はストラヴィンスキーのぺトルーシュカ、とボリュームたっぷりでした。
最初のショパンの前奏曲はちょっと硬さが見られたものの、プログラムが進むにつれてどんどん乗ってきて、最後のぺトルーシュカを弾き切ったときには、会場も大興奮。
ショパンの大ポロネーズやペトルーシュカといった舞曲では、ラテンの本領発揮です。あれはまねしようと思ってできるものではありませんね。
ご本人もとっても気分良く弾けたのでしょう。それにラテン系のサービス精神が加わってなんとアンコールが6曲。キューバのダンス、マズルカ、ヴィラ・ロボスetc。
聴衆がおもわずほほ笑むような空気を作り出せるのもラテンの特徴かしら?
とにかく楽しい舞台でした。
ところで私が母校へ行ったのはひさしぶりです。
確か4年ぐらい前に、木管とアンサンブルをするので練習に教室を借りて以来かな。
江古田の校舎は建て直しをするそうですが、「のだめ」の風景がなくなってしまうかと思うとちょっと残念です。
親子連弾
7月にしては、とっても涼しい週末となりました。この間の猛暑がウソのようです。
まさかこれで暑さが終わるわけはないでしょうが、暑くない夏も寂しいですね。
さて「第5回弾いてみよう会」まであと1カ月ちょっととなりました。
毎年発表会では必ず出演者全員にソロと連弾をしてもらっています。
ご家族に弾ける方がいらっしゃる方は、その方と お友達どうし時間が合わせ易かったら、友達と そうでなかったら私と。
小学校低学年のうちは皆、お母様と連弾するというのが本当に嬉しいみたいです。
お母様の方も最初は、「え~っ、無理です。しばらく弾いてないし。」なんておっしゃってますが、
「でも一緒にやりたいなんて言うのも今のうちですよ。そのうちお友達の方がいいって言うようになるし。どうしても出来なかったら私が弾きますから、頑張ってみてください。」とやってもらうと、覚悟を決めて皆さん練習してくれるので、今まで私が代わって弾いたことは一度もありません。
今回も低学年の6人がお母様、もしくはお父様と連弾をします。
そのうちのお二人が、この曲が弾きたいと選んだのが「先生と生徒の連弾コンサート」シリーズの中の曲。
「白雪姫のメドレー」と「世界に一つだけの花」
これは題名の通り、下のパートが先生用にできているので音が多く結構難しいんです。
でもお母様たち頑張ってくれています。
始めたころは「先生、むずかし~い。毎日練習しなくちゃだめだわ。」とレッスンの度に嘆いていたけど、ここにきて「なんとか先が見えました。後一カ月あるから、どうにかなりますね。」と少し余裕が出てきたようです。
大変だけどアレンジがきれいなので、きちんと合わせられれば聴き映えのする曲になること間違いなし。
親子で一緒にピアノに向かえるなんて、ホントに素晴らしいですね。
そんな時間を大いに楽しんで欲しいです。
もうすぐ夏休み
夏休み前の連休、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ずっと1学期が今月の20日で終わると思って話をしていたのですが、今年は小学校が25日まであるそうです。
さいたま市だけですか?
いずれにしてもあと2週間弱で夏休み。待ち遠しいですね。
今週、「第5回 弾いてみよう会」のお知らせを印刷したので皆さんに配っています。
第一部が小学生、 第二部が中学生以上の大人の方で完全入れ替え制です。ただ小学生と中学生の兄弟、姉妹が2組いらっしゃるので、その方小学生2人に2部に入ってもらいました。
だんだんソロの曲も形になってきましたし、連弾の曲も少しずつパートナーと合わせられるようになったので、夏休みを使って念入りに仕上げていきましょう。
7、8月は教室の入会や退会などの移動が少ない時期ですが、今年の2月から始めた幼稚園の先生がやめることになり、一昨日最後のレッスンでした。
彼女は青森出身、大学からこちらに出てきて卒業後1年間中学で教えた後、この4月から幼稚園の先生として勤務していましたが、お家の事情で実家に帰ることになったのです。
幼稚園教諭は彼女の子どもの時からの夢だったそうです。ただピアノを習ったことがなかったのでこの2月から必死でレッスンに通っていました。
その甲斐あって6月の初め「大分ピアノにも慣れて、反応も速くなったね。」と言ったら、「私もそう思います。だんだん弾ける気がしてきた。」と嬉しそうに答えていたのに・・・。
明るく頑張り屋さんの彼女なので、きっと良い先生になったでしょう。
私もせっかく彼女と知り合えたのにもうお別れとは。残念です。
でもまたこちらに出てくるつもりのようだし、また御縁があれば会えますね。
青森でも頑張ってね。
プロフィール写真
プロフィール写真ができました。
4枚大きくしていただいたのですが、1枚だけアップさせていただきます。
これは大きく意見が分かれました。
最初に見た弟は「なんだ、昔の中国の歌手みたいだな。」と一言。
別の人にも、演歌歌手みたいだと・・・。
言われてみればそうよね~。髪がそんなだし、もともと和風な顔だし。
その一方「すっご~い。全然別人のように綺麗じゃない」なんて言ってくれる人も。
もっと自然に撮った方がきれいだったんじゃない?とも言われましたが、プロフィール写真なんてこんなものでしょ。
普段の私とは違うという点では、「変身メニュー」成功ですか?
「プロのカメラマンはさすがよね~。乗せ方がうまいし指示も的確だし」なんて話をしていたら、パリで5年間カメラマンの通訳をしていた弟が、「そりゃそうだ、何でもやっぱりプロだよ。こんな普通の娘が・・・っていうのを何度も見てるからね。女の人はみんなそういうの一度はやってもらった方がいいよ。」と。
つい2週間ほど前に大学の友達5人で会った時もこの話で大盛り上がり、3枚もらった割引券があっという間になくなりました。
私と弟の話を聞いていた母がもうやる気満々。
秋ごろ連れていくことになりそうです。
かくいう私も今度はどんな風に・・・なんてすっかりはまってます。