ピアノ先生ブログ
発表会準備 2
とうとう2011年も最後の月となりました。
発表会まであと一カ月あると思っていたら、すぐあと三週間、二週間と迫ってきますね。
前のブログで風邪引かないように・・・なんて言っていた私が日曜日あたりからおかしくなりました。すぐに薬を飲んだので大分いいのですが、何しろ皆さんにうつさないようにしないと。
今週からお友達同士で組んでいる連弾の合わせを始めています。
ピアノという楽器は一人で成り立ってしまうので、なかなか人と合わせる機会がなくマイペースになってしまいますが、是非アンサンブルの楽しさを知ってほしいと、発表会では必ずやってもらってます。
そうはいっても一人一人がきちんと独立してないと合わせられない難しさがあるので、お友達とできるのは小学校3年、4年になってからでしょうか?
低学年のうちは、御家族のどなたとか、私とかになってしまいます。
中学生になると、人に迷惑をかけてはいけないという意識が芽生え、連弾頑張って練習してきてくれますが、ソロもそれぐらい練習してほしいなぁ。
小さい子はお辞儀の練習から始めたりして発表会モードに入りつつあります。
聴きに来て下さる方に楽しんでいただけるように、そして自分自身も楽しめるようにこれから仕上げていきましょうね。
頑張ればそれだけの見返りは充分にありますよ。
発表会準備
12月25日のクリスマスコンサートまであとちょうど一カ月となりました。
昨日はお花屋さんと写真屋さんに連絡し、当日の段取りの打ち合わせをしました。
どちらも東大宮のお店で、発表会のたびにお願いしています。
お花はピアノの前にオブジェのように飾り付けしていただいてますが、今年はクリスマスなのでそれらしい素材を選んで活けてくださるとのこと。とてもセンスの良いお花屋さんなので、楽しみです。
写真は集合写真と、個人写真。いつも集合写真は開演前に取ってしまいます。今年もそのつもりです。
あとは記念品の準備と、やっぱり大変なのはプログラムの印刷。
前のブログにも書きましたが、構成まだ迷っています。
第一部をソロにして、第2部を連弾にしてしまおうかとも考えたのですが、ソロを固めると一部が2時間近くの長丁場になってしまうので、聴いて下さってる方はちょっと苦しいですよね。
一部を小学生のソロと大きい生徒の連弾「くるみ割り人形」、2部を中学生以上のソロと小さい子のクリスマスソング、それがしっくりくるかしら?
ただそうなると一部の最初に出演した小さい子が、最後のクリスマスソングの連弾までかなり時間が空いてしまい、持ってくれるかな?途中寝てもいいから、出番には起きてね。
さて今週来週と中学生が試験です。それが終われば少し落ち着くでしょうから、大車輪で頑張りましょう。お友達同士の連弾もこれからしっかり合わせて行きましょうね。
くれぐれも風邪をひかないようにね。
プログラム組み
発表会まであと一カ月ちょっととなりました。
そろそろプログラムを組まなくてはと思い、付箋に一人一人の名前と曲目を書いてぺたぺたと曲を想像しながら、順番を考えていきます。
基本的に小学生までは小さい順ですが、中学生以上の大人はばらばらです。
前回は第一部に小学生までのソロと大人の連弾、第二部に子どもの連弾と大人のソロにしました。一応大人の方がソロの前の連弾で舞台にちょっと慣れるようにと思っているのですが・・・。
今回はクリスマスということもあり、連弾は季節にちなんだ曲を多く選んであるので第一部はソロ、第二部は連弾と固めた方がいいかしら?最後はクリスマスらしい曲で締めたいですものね。
ソロの方ではショパンを弾く人が5人。ワルツが4人と軍隊ポロネーズですが、そういえばワルツは小学生が弾く「子犬」以外、皆短調です。ショパンを並べるのは無理があるかなぁ。
そうそう、今は結婚して千葉に住んでいるけど、毎回発表会に出演してくれる大峰君は何を弾いてくれるのかしらとメールしてみました。
夏ごろバッハのフランス組曲を弾きたいと言っていたので、何番かしらとおもいながら返信を見て、一人で吹き出してしまいました。
Suite I Allemande Suite II Courante Suite IV Menuet Suite V Gavotte Suite VI Gigue
なんと!そうきましたか。
中学一年から教えていてとっても良く弾く子でしたが、人と同じことを好まずいつも想定外のことをしてくれました。今回も期待を裏切りませんでしたね。
さて、どうやってプログラムをまとめましょう?
恩師のリサイタル
昨夜は、音大の恩師のリサイタルが4年ぶりにあり、銀座の王子ホールに行ってきました。
先生は、フランス音楽を日本にもたらした今は亡き安川加寿子さんの愛弟子でいらっしゃいます。
一緒に行った友人は、専門は歌で副科として二年間先生にピアノを教わっただけでしたが、先生の大ファンで、何かあると必ず出てきます。彼女曰く先生はアメリカの女優、メリル・ストリープに似ていると。そう言われてみれば雰囲気が似ているかもしれません。
この日のプログラムは、モーツァルト、シューマン、ドビュッシー。
軽やかなモーツァルト、リズミカルなシューマン、でもなんといっても圧巻はドビュッシーでした。
もともと先生の音はとってもきれいなんですが、前奏曲は音色もバランスも響きもすばらしかった。
流石としか言いようのない演奏で、ど素人の母もとても感動してました。
夢のような一時が終わり、もうちょっと聴いていたいねぇ~と友人と余韻に浸りながら帰途に着きました。
埼玉医大国際医療センター フォワイエコンサート
桜の葉が色づき始めた今日この頃、先週に続いて昨日の土曜日も今度は病院でのコンサートで演奏させていただきました。
今回の出演者は、先週一緒だったデュオのパートナー、ヴァイオリニストに、更に菖蒲に住んでいるソプラノの方とピアニスト2人が加わり総勢6人。ボランティア団体「コスモス」として、県に登録しています。
15時からの開演の前に少し音出しが出来ると言うので、13時15分頃病院で
待ち合わせをしていました。
私たちデュオとヴァイオリンの吉増先生は、私の家で一通り練習をしてから、
12時にデュオの知里さんの車で出発、予定通り13時過ぎに病院に到着。
病院は土曜の午前中の診察が終わったばかりで、会計や薬を待つ方たち
が結構いらしてまだまだ忙しそう。菖蒲組はまだ来ていない様子、それでは、
と受付で控室を聞いてみますが、どうも話が通じてません。あちこち連絡を
取ってくれていますが、要領を得ないし、そういえばロビーにピアノが見当た
りません。写真ではステキな白いグランドピアノがあったのに・・・・。
と思っていると受付の方が、
「埼玉医大の病院は3つあるんですけど、御存知ですか?」
「えっ、!」
「ここは総合医療センターです。」
「国際医療センターじゃないんですか?」
「それはここではなくて日高市です。」
そうなんです。埼玉医大の病院は、川越市の総合医療センターと日高市
の国際医療センター、そして入間の埼玉医大病院、と3つあったんです。
もうそれからはドタバタです。あわてて菖蒲組に電話して、荷物抱えて駐
車場に戻り、日高に向かいました。日高市と言えば秩父に近いところ、川
越からは1時間ぐらいかかるというから大慌て、一本道に加え土曜の午後
で車も多く、前の車を押したいようなのろのろが続きます。
病院のスタッフや菖蒲組をやきもきさせながら、それでも14時半ごろに到
着しました。音のバランスを確かめて、着替えたら休む間もなくすぐ開演。
お昼を病院に着いてからいただこうと思って早く出てきて本当によかった~。
こんな素敵なロビーなんです。
お客さんは、外来の方、入院患者さんやその家族。皆さん熱心に聴い
て下さっていました。特に歌はおなじみの季節の童謡や「ここに幸あり」
などポピュラーな曲を並べたので、会場からも歌声が聞こえ、楽しんで
いる様子が伺えました。
そして「コスモス」のコンサートの締めは必ず「ふるさと」。3番までのフル
コーラスをみんなで歌って終わりです。
あとで頂いたアンケートも、楽しい癒しの一時となったと、ありがたいお
言葉が多く、慌ただしく始まったコンサートでしたが無事終わって何よ
りでした。
それにしても始めて行く場所は、きちんと住所を聞いて確かめないとだ
めですね。3人いて気が付かないのですから・・・。トンチンカンでした。