毎週レッスンの大人の方 Fさん
毎週レッスンの大人の方 Fさん
30代のFさんは、3年前の8月に初めていらっしゃいました。
ピアノは中学校まで習っていて止めてからしばらく離れていましたが、定時に帰れるお仕事になり時間ができたので、また再開しようと思ったそうです。
スケール、アルペジオ、ソナチネから始め、モーツァルトのソナタまで進み、今は7月のベヒシュタインサロンの発表会に向けて、チャイコフスキーの「舟歌」を練習しています。
「舟歌」は今の季節にピッタリな曲。
Fさんの優しい雰囲気にもよく合っています。
多声の曲で旋律を出すのが難しいのですが、この間のレッスンで肩の使い方を少しアドバイスしたらきれいに出るようになりました。
今週は転調したところでのペダルの使い方(途中で右手と一緒に踏み変えなくてはならないのでややこしい)を注意したら、「あぁ本当」と納得してくれたので来週には直っていることでしょう。
小さいときからやっていただけあって譜もちゃんと読めるし指もよく動くFさん。
もう1歩深く音楽を作り上げるべく、日々努力しています。
連弾では全く雰囲気の違う、オペラ「カルメン」の中から「闘牛士の歌」を選びました。
ゆったりした情緒のある曲と景気のいい曲と、それぞれこれから色づけしていきましょう。
来週は連弾を組んだAさんと合わせる練習もあり、私もお二人がどんな音楽を作り上げていくかとっても楽しみです。