拍子をとるということ
拍子をとるということ
9月の「弾いてみよう会」は、皆さんに好きな曲を弾いてもらいます。
前にも書きましたが、中学生以上の方は、ほとんどポピュラーな曲かジャズを選びました。
リズムは符点やタイの嵐。
ちゃんと弾けたらカッコいいですよね。
そこで重要なのが拍です。
知っている曲だから右手のメロディーは結構簡単に弾けてしまうでしょう。
でもそこに左手を入れようとすると、拍をきちんと感じないとだめなんです。
拍とは一定の時間間隔。その間隔の長さによってテンポが決まります。
そして拍こそ演奏者と聴き手とをつなぐ共通項ではないでしょうか?
たとえ聴き手がメロディーを知らなくても、奏者がしっかり拍を感じていれば、のることができますよね。
逆に拍がわからない演奏をしてしまうと、あの人何やっているんだろう?? なんてことに・・・。
一定の拍をとりながら、両手で違うリズムを弾く。
小さいときからやっている人には大したことではありませんが、大人になってから始めた人にとっては一大事。
指を動かすことより、音符を読むことより、何より問題になってきます。
これは訓練です。
脈拍や心臓の鼓動を想像して、普段から数えながら弾くように気を付けましょう。
それが習慣となればしめたもの。
「弾いてみよう会」では自分も楽しめて、会場の皆さんを大いにのせられるような演奏が出来るように頑張りましょうね。