台湾でのコンサート そして旅行 8
台湾でのコンサート そして旅行 8
台湾に来て7日目、台北の故宮博物館へ。
ここで日本語のパンフレットをもらいました。
表紙を見て、あれぇ~ この青磁
コンサートの時に陶芸家の方からいただいたお茶碗に似ている。
こんなお仕覆に入れていただいて。
博物館の中は陶磁器、書画など蒋介石が中国からいいものすべて持ってきてしまったと言われるだけあって、素晴らしいです。
中でも人がたくさん集まっている場所が、翡翠でできた「白菜とキリギリス」。この部屋は入場規制がされていて入るのに15分ぐらい待ちました。
でもここへきたらこれは見なくては。ルーブルのモナリザのようなものですからね。
故宮博物館、母は初めてですが私は2回目、10年前にも来たことがあります。
その時はこんなに人が多くなかったのですが、最近中国からの観光客が多く何処もいっぱいだそうです。
3時間ほど館内を見学するともう5時半過ぎ。
夜はライトアップされてまたきれい。
それから行天宮へ。
ここは三国志の英雄関羽を祀ったお寺。
中に入るとカンカン何かを石の床にぶつける音が・・・。拝んでいる人が赤い石のようなものを下に投げています。
何か願い事をして、それが叶うか叶わないか、対になった石(のようなもの)を投げて神様に聞いているのだそうです。
裏と表だったら叶う、2つとも表だったら叶わない、2つとも裏だったら可能性が高い。
早速やってみました。
ばっちり裏と表と1つづつ。何をお願いしたかはヒミツですけど。
おみくじも、まず番号が書かれている木の棒がたくさん入った箱から1つ選び、その番号で本当にいいかどうか石を投げて神様に聞いてみます。
これも1回で裏と表が出ました。
私の引いたおみくじ。
全然読めないながらも、「上吉」なんてとっても良さそうなおみくじじゃないですか?
雪豊が訳してくれたところによると、とにかく自分の思ったようにやれ、と。
初めは上手くいかないかもしれないし、いろいろ言われるかもしれないけど、人の言うことをあまり聞かないで自分が思ったとおりにやりなさい、ということらしい。
ちなみに母が引いたおみくじは「下下」見るからに最悪。今年は良くないらしいです。
「大丈夫、あと2ヶ月で今年は終わるじゃない。」と雪豊に慰められていました。
気を良くしたところで夕飯へ。
翌日、卒業した小学校の式典に参加するため台中に戻らなければならない雪豊と最後の晩餐となりました。
大根もち、エビまき、にらとひき肉の炒め物、カボチャと卵の炒め物
小魚と野菜の炒め物
デザートの饅頭
中はたまごとフルーツソースを混ぜたようなもの
何を食べてもおいしいです。
あっという間の1週間。
今回台湾で演奏する機会と、そしてその後の旅行につきあってくれた雪豊と彼女のアシスタントの榕笙に、心からお礼を述べてお別れしました。