3月のお茶 利休忌
3月のお茶 利休忌
今週は本当に暖かな日が続き、昨日も今日も麗らかを通り越して汗ばむようでした。
来週はまた寒くなるとの予報ですが、陽気が全然違うので少しづつウールのセーターを洗濯し始めています。
いろいろなお花が咲き始め、また桜が楽しみな季節になりました。
昨日は月に1度のお茶のお稽古。
季節ごとにいろいろな決まりのあるお茶、毎月違うお点前をするので、先生には申し訳ないのですが、月に1度では1年前のことなどすっかり忘れていつもいちいちご指導いただいています。
3月は2月28日に自害した利休宗易を偲んだ利休忌だそうで、そういえば去年も・・・、とこんな調子です。
このように利休の像にお茶を供えます。菜の花は必ず生けるそうです。
お軸は「春来草自生」 はるきたらばくさおのずからしょうず 春が来れば自然に草が生える。
時期が来ればできるようになったりわかったりするということ。う~ん、ピアノのレッスンでもそういうところ結構ありますね。
そして今月は吊り釜。
天井から長い鎖で釜を吊るしているので、柄杓でお湯を汲むたびゆらゆらと釜が揺れる風情を楽しめます。
昨日のお菓子は蓮田の常喜さんの「花紅 はなくれない」、いつもながらきれいでおいしいお菓子でした。
このところ着物を着るのが面倒で洋服でばかりお伺いしていますが、せっかく四季があるのだから季節ごとに柄や色合わせを楽しめる着物を着なくてはですね。
来月は頑張ろう。