Facebook 続 台湾の友人
Facebook 続 台湾の友人
前回のブログの続きです。
台湾の雪豊と知り合った年は、私にとって2回目のウィーンの夏期講習でした。
その年にレッスンを受けたProf. Speidel はドイツのカールスルーエ音大で教えていらっしゃる先生で、雪豊はそこに6年留学していたそうです。
夏期講習では1日おきに全部で6回のレッスンがあり、どのクラスもだれでも聴講可能でとっても勉強になりました。
15,6歳の子もたくさん参加してましたが皆上手いこと・・・。フランスのニースで受けた夏期講習の時も思ったけど、日本人の子の上手なのと質が違うんです。
なんというか、ちゃんと芸術になっている!これが伝統というものかもしれませんね。
Speidel先生のレッスンは大変わかり易く、聴講していた小さい子へのレッスンでは教え方の参考になることも多々ありました。
またシューベルトの遺作のソナタなど持って行った私は1小節ごとに止められる始末で、もう一回この先生に教わろうと、翌年も講習会参加へウィーンに。
その3度めの夏期講習の初日のレッスン、聴講しようと教室に入ると東洋系のまだ10代と思しきとても上手な女の子がピアノの前にいました。その子がレッスン終わると私のところに来て、
“Are you Masako?”
“Yes.” この人なんで私のこと知ってるのかしら?
“I'm Hsueh-Fong's sister.”
え~っ うっそ~ 全然似てない。雰囲気がまるで違う。
そういえば去年、雪豊が妹さんへのお土産といってチロル地方のかわいい民族衣装を買ってたなぁ、彼女へだったら納得、でも雪豊に私が今年も講習に参加すると知らせたっけ?なんて一瞬頭の中でぐるぐる。
彼女の話によると雪豊が写真を妹さん(雪晴Hsueh-Ching)に見せては“This is Masako"と何回も言ってたのでわかったと。
その後雪晴はドイツに留学し、結婚してサンフランシスコに住んでいるということは雪豊から聞いてましたが、今度は私がFacebookで赤ちゃん抱いてる彼女の写真を見つけました。
もちろんすぐに友達リクエストを送信し、連絡を取っています。
また彼女にもいつか会えるかな?