埼玉医大国際医療センター フォワイエコンサート
埼玉医大国際医療センター フォワイエコンサート
桜の葉が色づき始めた今日この頃、先週に続いて昨日の土曜日も今度は病院でのコンサートで演奏させていただきました。
今回の出演者は、先週一緒だったデュオのパートナー、ヴァイオリニストに、更に菖蒲に住んでいるソプラノの方とピアニスト2人が加わり総勢6人。ボランティア団体「コスモス」として、県に登録しています。
15時からの開演の前に少し音出しが出来ると言うので、13時15分頃病院で
待ち合わせをしていました。
私たちデュオとヴァイオリンの吉増先生は、私の家で一通り練習をしてから、
12時にデュオの知里さんの車で出発、予定通り13時過ぎに病院に到着。
病院は土曜の午前中の診察が終わったばかりで、会計や薬を待つ方たち
が結構いらしてまだまだ忙しそう。菖蒲組はまだ来ていない様子、それでは、
と受付で控室を聞いてみますが、どうも話が通じてません。あちこち連絡を
取ってくれていますが、要領を得ないし、そういえばロビーにピアノが見当た
りません。写真ではステキな白いグランドピアノがあったのに・・・・。
と思っていると受付の方が、
「埼玉医大の病院は3つあるんですけど、御存知ですか?」
「えっ、!」
「ここは総合医療センターです。」
「国際医療センターじゃないんですか?」
「それはここではなくて日高市です。」
そうなんです。埼玉医大の病院は、川越市の総合医療センターと日高市
の国際医療センター、そして入間の埼玉医大病院、と3つあったんです。
もうそれからはドタバタです。あわてて菖蒲組に電話して、荷物抱えて駐
車場に戻り、日高に向かいました。日高市と言えば秩父に近いところ、川
越からは1時間ぐらいかかるというから大慌て、一本道に加え土曜の午後
で車も多く、前の車を押したいようなのろのろが続きます。
病院のスタッフや菖蒲組をやきもきさせながら、それでも14時半ごろに到
着しました。音のバランスを確かめて、着替えたら休む間もなくすぐ開演。
お昼を病院に着いてからいただこうと思って早く出てきて本当によかった~。
こんな素敵なロビーなんです。
お客さんは、外来の方、入院患者さんやその家族。皆さん熱心に聴い
て下さっていました。特に歌はおなじみの季節の童謡や「ここに幸あり」
などポピュラーな曲を並べたので、会場からも歌声が聞こえ、楽しんで
いる様子が伺えました。
そして「コスモス」のコンサートの締めは必ず「ふるさと」。3番までのフル
コーラスをみんなで歌って終わりです。
あとで頂いたアンケートも、楽しい癒しの一時となったと、ありがたいお
言葉が多く、慌ただしく始まったコンサートでしたが無事終わって何よ
りでした。
それにしても始めて行く場所は、きちんと住所を聞いて確かめないとだ
めですね。3人いて気が付かないのですから・・・。トンチンカンでした。