ピアノ先生ブログ
どんぐりころころ
穏やかな暖かい日が続いています。
あちこち紅葉が見ごろですね。
今年はいつまでも暑かったのと急に寒くなったのとで、紅葉しないうちに葉っぱが落ちてしまったところも多いそうですが、ここら辺はきれいに色づいています。
小学校のいちょう
レッスン室から見える桜の木も紅くなりました。
1週間ぐらい前に、小学校2年生のSくんが椿の実やお茶の実を道々拾ってきて置いていったのを、3歳のHくんが「どんぐりころころ」を歌ったあとで大喜びで持って帰りました。
今日は私も家の前を探してみました。
ほんとだいっぱい落ちてる~。
長細いのがどんぐり、ちょっといびつなのは椿の実、まあるいのはお茶の実
そういえば小学校の時は学校の行き帰りにこんなの拾ったり、葉っぱや木を触ったり・・・。
久しく忘れていた感覚、ちょっと楽しかったです。
秋のコンサート
今日は県民の日で学校はお休み。
出かける人が多かったみたいで、レッスン午前中に終わってしまいました。
お天気で良かったですね。
遅くなってしまいましたが、台湾から帰った次の週に出かけたコンサートをまとめてアップします。
1週間に3回行きました。
まずは10月29日、銀座ヤマハホールでの五月女慧さんのピアノリサイタルです。
プログラムは、メンデルスゾーンの「ロンドカプリチオーゾ」に始まりシューベルトの「さすらい人幻想曲」後半はリストが編曲したベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ワグナーの歌曲を4曲、そして最後は「メフィストワルツ」とかなりのボリューム。
10歳の時からパリに住んでいるそうですから、やはり受けた音楽教育が違うなぁと思える演奏でした。
11月1日はソプラノの福崎芳江さんとピアノのフランチェスコ・リベッタさんのリサイタル。
福崎さんはいつも演奏会で一緒の由里江さんの先生です。
その福崎先生絶賛のピアニスト、リベッタさんをとても楽しみにしていたのですが、なんと急病で今回来日が叶いませんでした。本当に残念。
代理として登場したヴィンチェンツォ・マルテンポ氏、急なことで大変だったと思いますが、軽やかなピアノを聴かせてくれました。
福崎先生の歌声もとっても艶やか。
最後は11月3日に伺った、メゾソプラノの渡辺千恵子先生のジョイントリサイタル。
こちらは銀座の王子ホールです。
ソプラノの長島淑子さんとのジョイントは、それぞれの個性が出ていて、というか本当に選んだ曲も雰囲気も正反対のお二人で、とても面白かったです。
3回のコンサートに加え、この週は以前レッスンに来ていた男の子(といってももう来春結婚なさるそうですが)のお母様からフラワーアレンジメントの先生のバースデーパーティーをするからと、ご自宅でのランチにお招きを受けお邪魔しました。
玄関のお花
すご~い。レストランみたい。お料理はもちろん、テーブルウエアも習っていらっしゃると言うからもう完璧です。
白菜のスープ、さっぱりしていておいしかったです。テーブル中央のガラスのボールはマグロと山芋の梅ソース。右はトマトのサラダ、左はブドウのゴルゴンゾーラチーズがけ、この組み合わせがなかなか。
サーモンソテーのクリームソース
ローストビーフ
そしてデザートのチョコレートムース
しっかりフルコース、完食しました。
アレンジメントの先生にサプライズで何曲かピアノの演奏を聴いていただき、喜んで下さったようなので良かったです。
というわけで、10月後半はいろいろと充電させて頂きました。
これからは発表会のこと、皆さんと一緒に詰めて頑張ります。
台湾でのコンサート そして旅行 9
雪豊と別れた翌日は夕方の飛行機で日本へ帰る日。
少し時間があったので、世界で2番目に高いという台北101へ行ってきました。
高すぎて写真に入りません。
全貌はこんな感じ。
89階の展望台からの眺め
この後お昼を食べてタクシーで空港へ。
台湾での8日間はずっとお天気に恵まれましたが、日本は台風で大変だったようですね。
台湾のことのブログはもっと早くにアップしてしまいたかったのですが、帰ってから次の週もまたいろいろなところへ出かけて忙しくしていたので2週間もかかってしまいました。
先週のこともまた順次書いていきたいと思います。
ところでレッスンお休みの間、しっかり練習してくれていた人もいればピアノ触るのが2週間ぶりなんて人も・・・・。
まぁ私もですが、重石がないとなかなか練習しないかもしれませんね。
連弾の曲もほぼ決めたので、発表会に向かってこれから頑張りましょう。
台湾でのコンサート そして旅行 8
台湾に来て7日目、台北の故宮博物館へ。
ここで日本語のパンフレットをもらいました。
表紙を見て、あれぇ~ この青磁
コンサートの時に陶芸家の方からいただいたお茶碗に似ている。
こんなお仕覆に入れていただいて。
博物館の中は陶磁器、書画など蒋介石が中国からいいものすべて持ってきてしまったと言われるだけあって、素晴らしいです。
中でも人がたくさん集まっている場所が、翡翠でできた「白菜とキリギリス」。この部屋は入場規制がされていて入るのに15分ぐらい待ちました。
でもここへきたらこれは見なくては。ルーブルのモナリザのようなものですからね。
故宮博物館、母は初めてですが私は2回目、10年前にも来たことがあります。
その時はこんなに人が多くなかったのですが、最近中国からの観光客が多く何処もいっぱいだそうです。
3時間ほど館内を見学するともう5時半過ぎ。
夜はライトアップされてまたきれい。
それから行天宮へ。
ここは三国志の英雄関羽を祀ったお寺。
中に入るとカンカン何かを石の床にぶつける音が・・・。拝んでいる人が赤い石のようなものを下に投げています。
何か願い事をして、それが叶うか叶わないか、対になった石(のようなもの)を投げて神様に聞いているのだそうです。
裏と表だったら叶う、2つとも表だったら叶わない、2つとも裏だったら可能性が高い。
早速やってみました。
ばっちり裏と表と1つづつ。何をお願いしたかはヒミツですけど。
おみくじも、まず番号が書かれている木の棒がたくさん入った箱から1つ選び、その番号で本当にいいかどうか石を投げて神様に聞いてみます。
これも1回で裏と表が出ました。
私の引いたおみくじ。
全然読めないながらも、「上吉」なんてとっても良さそうなおみくじじゃないですか?
雪豊が訳してくれたところによると、とにかく自分の思ったようにやれ、と。
初めは上手くいかないかもしれないし、いろいろ言われるかもしれないけど、人の言うことをあまり聞かないで自分が思ったとおりにやりなさい、ということらしい。
ちなみに母が引いたおみくじは「下下」見るからに最悪。今年は良くないらしいです。
「大丈夫、あと2ヶ月で今年は終わるじゃない。」と雪豊に慰められていました。
気を良くしたところで夕飯へ。
翌日、卒業した小学校の式典に参加するため台中に戻らなければならない雪豊と最後の晩餐となりました。
大根もち、エビまき、にらとひき肉の炒め物、カボチャと卵の炒め物
小魚と野菜の炒め物
デザートの饅頭
中はたまごとフルーツソースを混ぜたようなもの
何を食べてもおいしいです。
あっという間の1週間。
今回台湾で演奏する機会と、そしてその後の旅行につきあってくれた雪豊と彼女のアシスタントの榕笙に、心からお礼を述べてお別れしました。
台湾でのコンサート そして旅行 7
滞在させてもらった雪豊のアパートです。
4階建てのメゾネット
素敵な中庭がついています。
リビングには大きな蓄音器が
この日は歩いて5分ほどの朝市に行ってきました。
グアバ
パパイヤ
写真にはありませんが、ドラゴンフルーツも今旬でおいしかったです。
たっぷりのフルーツで朝食を取った後、こういう織った小物が欲しいという私達のために山の方の村へ連れて行ってくれました。これは謝先生のお弟子さんのエキシビションに行ったときにそこで売っていてカメラ入れにいいと買ったもの。
台中から1時間半ほど、途中スターフルーツの産地を通り
着きました。
きれいな小道を通り機を織っているところへ。
そしてここでのランチ
麻婆豆腐のようなもの、お肉、魚のフライ、いんげんの和え物、キャベツと人参の炒め物、山菜の酢の物、真中はおもちを揚げたもの、蜂蜜を付けていただきました。
こちらは別のお宅
こんな民族衣装を作ってらっしゃいます。
この辺は柿とブドウの産地で、今は柿の出荷の最盛期のようでした。
またガチョウのお肉で有名だそうで、ここでこの日の夕飯を調達。
1週間の台湾滞在も残り少なくなりました。明日は今回の最終地台北へ。